大城よしゆき改め欣之介。今、新たなる旅の始まり。
心の唄を歌い続ける沖縄のフォークシンガー。
大城よしゆき改め、欣之介としてのファーストアルバムです。
名前は変わってもステキな詩と曲、魅力的な唄声は不変です。
②、③、の切ない詩とメロディー。一転、軽快で爽快ノリノリでご機嫌な④。⑤の三線の音色と共に聴こえて来る、優しく暖かいメロディーと唄声に耳を澄ませば、遥か南の島の情景が瞼に浮かび、懐かしさに涙が込み上げて来ます。
⑦では、哀愁を帯びたハーモニカの響きに、名曲「ふてんま道り」を思い出します。
なお、ジャケットにタイトル及び歌詞はありませんが、９曲目にボーナストラックとして、１９９９年１２月に発売され（現在廃盤）、当時話題となった幻のCD「アメリカさんのいた空」を収録。響いて来る哀しげな三線の音が、胸にぐっと迫る必聴の名曲です。
（直夫）
2010年、「大城よしゆき」から「欣之介（きんのすけ）」へ改名して初のアルバムで、粒ぞろいの唄が８＋１曲。その中から敢えてピックアップすると…三線（さんしん）をフューチャーし、沖縄の情景が目に浮かぶような⑤。哀愁を帯びたハーモニカが印象的で、人生のホロ苦さを感じさせる⑦。そして、1999年12月に発売され（現在廃盤）当時話題になった幻の曲をボーナストラックとして復刻した⑨。いずれも私のイチ押しです。
（浩夫）
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